社会福祉法人ふくちやま福祉会
障害のあるなしに関わらず 誰もが安心して働き、暮らし続けられる地域社会を目指す
理事長 桐村 和伸
共同作業所では、ある仲間の行動にほどほど手を焼き、職員は「ほかの仲間が大けがでもしたら大変だ」と悩み続けていました。ある日、「彼には辞めてもらおうと思っている」と仲間たちに打ち明けました。するとそれを聞いていた仲間が、「彼が良い子になるまでは、みんなでがんばろな」と優しい目で職員を真っ直ぐ見つめて言いました。この時職員は、仲間たちがこれまでの自分たちの経験から、弱い者の立場をよく知っていて支え合おうとしていること、そんな温かさを持った仲間の姿に感動しました。
これは、福知山共同作業所開所3年目の実践から生まれたエピソードです。以来、「みんながしあわせになるまでは、力を合わせてがんばろう」が、困難な時にみんなで支え合い、心をつなぐ言葉となりました。
法人の前身である福知山共同作業所が1980年に6名の仲間を迎えて開設され、1992年に社会福祉法人の法人格を取得し、1993年に1つ目の認可施設を開設以降、今では、障害の種別や重・軽、年齢を超え、15種類の障害福祉サービス事業を実施し、障害のある方々の自立と社会参加を支援する総合的な組織へと発展することができました。
福知山共同作業所の時代から地域の皆さまに支えられ40年余、大きく育てていただきました。これからも「なるまでは・・・」を合言葉に、新たな歩みを進めてまいりたいと思います。皆さまのご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
障害の種別を超えてどんなに障害が重くてもともに活動できる場をめざしてきました
障害があっても安心して働き暮らし続けられる地域社会を創りあげるために
ふくちやま福祉会は障害のある方を真ん中において地域の皆さんとともに取り組んでいきます
下記よりPDFファイルにてご覧いただけます。
令和4年度
令和3年度
令和2年度
令和元年度
その他に必要な情報がありましたらお問い合わせください。
社会福祉法人ふくちやま福祉会では、障害のある人が安心して働き、暮らし続けられる地域社会の実現を目指し、障害福祉サービスの運営をしております。当法人が行う社会福祉事業のより一層の充実のため、個人・法人の皆様からの寄附を受け付けております。多くの皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
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誰にでも、人間らしく豊かに暮らしていける社会をめざし、この地域で自分にできることを考え、自ら行動することがボランティアです。でも、どこからボランティア活動に入っていったらいいかと悩まれている方は、少し事業所をのぞいてみてはいかがでしょうか。仲間(利用者)の方と一緒に簡単な作業をしたり、行事のお手伝い、あなたの得意なことを活かした自治活動の講師や演奏など、できる範囲で無理せず、チャレンジしてみませんか。
ボランティア募集に関するお問い合わせ先は受け入れ再開後に記載いたします。